海外さばいばる in ベルギー

海外さばいばる歴うん十年のママ達が、日々ぶち当たるハーフっ子、ガイジン夫とのバトル、異文化の同僚や隣人とのコミュニケーション、はたまた日本語教育、欧州旅行、海外生活情報にいたるまで!海外でさばいばるするのに知りたいことから知りたくないことまで井戸端会議の徒然をつぶやくブログです

校則



以前も、学校行事についてチョコチョコ書いたけど、なんだか色々日本とは違うなぁと思うことを。徒然なるままに~

我が家の娘達が通ったのは、とある田舎町にある小学校。田舎町(村?)にはたしか2つ小学校がある。1つは、公立、1つはうちの娘たちが通った、(ナンバー3は現在も5年生で通っている)カトリック系スクール。公立はわからないけど、

うちとこは宗教の授業がある。で1年生と6年生の時に、教会で洗礼の儀式を学校ぐるみでする、いろんな式辞の練習したり歌を覚えたり、神父さんのお話聞いたり、そこまでのだいぶ多くの授業時間をこの練習にさく。でもこれについてはまた別の機会に。

ということで、本日は学校に通い始めてびっくりしたお話し。

ここらの小学校は、日本でいうとこの幼稚園とくっついてる。年少、年中、年長とあって、その後1年生から6年生まで。1クラスは20人前後、各学年クラスは1つだけ。
びっくりその1:入学時期バラバラ

年少さんから学校始められるけど、日本のように4月に入園、とかはない。ここは、年間通して春休み(2週間)、夏休み(2か月)、秋休み(1週間)、冬休み(2週間)、初春の休み(1週間)があるけど、4歳になった後の最初の休み明けからそれぞれ入れる。

だから幼稚園の中には年齢の違う2学年が混在する。新学期の9月に小学校1年生になるタイミングでは、同じ年長さんでもその時の年齢によって、1年生へと進む子と、もう一度来年9月まで年長をする子がいることもあります。これにはびっくり。

ちなみに新学期は9月から、クラス決めは1月から12月のお誕生日で区切る、日本のようにいわゆる早生まれと呼ばれる、翌年の1月から3月生まれが生まれ年違うのに入ったりはしません。
びっくりその2:登下校時は毎日送り迎え必須

だいたい、家族が朝も夕も送り迎えです。高学年になると自分たちだけで登下校、もあるけど、それまでは毎日、親だったり祖父母だったりが送り迎え。

例えば友達のうちに遊びに行くときなど、友達のママが連れて帰ってくれるときは、事前に学校に連絡して「どこそこの誰さんが、私の代わりにうちの子連れて帰ります」って伝えます。
びっくりその3:留年することあり

これは最も驚いたことの一つ。日本では義務教育中はよっぽどのことがないと留年なんてない。でもここ、うちの子が通う学校では、おそらくフランダース圏はどこでも、学力なり、精神年齢なりある程度のレベルに達していないと先生と親と相談の上、判断し留学することが。

幼稚園であろうと、小学校であろうとある。だから娘たちのクラスメートも元クラスメートとなり、いっこ下になっているケースも、そこここで見られる。

でもその判断までの過程は結構いろいろな手順をふみ補習クラスやテストなど様々なサポートが教育関連機関によっておこなわれる。

それにしてもこのシビアな対処・・・こんな小さいときから留年。同級生と別れたり下級生と同級生になったり・・・これを知ったときはかなりのショックをうけた。いいのか悪いのかは、様々な見方考え方があるんだろうなぁ
びっくりその4:先生いつも同じ学年!

これにもびっくり。カトリック系だからなのか、うちが田舎の学校だからか。幼稚園から9学年。先生はずーっと何年も何年も同じ学年を教えてる。だから何年生に在籍するかでどの先生かわかる。来年も再来年も去年も、5年生の先生は、この人、1年生はこの人・・・みたいな。これも不思議~な感じが当時はした。
その上、先生が自分の親になることもある。

先生は自分の子供も同じ学校に通ってる(うちとこではほぼみんな)。そして一緒に登校したりしている。もちろん自分の子が自分のクラスにいることだってあるある。


びっくりその5:学区がない

日本だと、公立は学区というものがあって住んでる場所で行く学校は決まっています。ここはそういうのがない。うちの子達も引っ越す前の学校に、今でも車で片道約10分かけて送り迎えしております。


だいたいの子が、徒歩や自転車通学だけど、車で送り迎えの子も多いのはきっとみんなが徒歩圏内に住んでいるわけではないというのもあると思われる。


それから、だから先生の子供が学校にいることもあるのだと思う~近隣住民でなくても自分の出勤と一緒に連れてこられるし、便利?


びっくりその6:科目の数が少ない?のかわからないけど日本とだいぶ違う(たぶん学校自体の規模の問題?)

たとえば、音楽で歌は歌うらしいけど、日本のように♫の長さだ、音階だ、楽器だ、と習わないっぽい。だから自分でお金を払って音楽学校なるものに行かない限り、楽譜の読み方は知らないのが普通。


たとえば、家庭科や図工。

あの当時、彫刻刀だ、縫物だ、お料理だ、絵具だと色々お勉強したけど、ここでもそういったものはないらしい。


科学の実験、実験器具、や設備もないし。体育の授業などを見ても、日本ほど幅広い競技や、施設を所有してなくて、できる事も限られている様子。校庭も狭い。


どっちがいいのか悪いのか。そんなことはわからない。


色々なことをさせてもらって恵まれていたなぁ、と個人的には思っており、ありがたい気もするし。

別になくてもいいこと、必要ないしと思われる方々もいるでしょう。ここのようにノビノビやっていていると、日本の学校が詰め込み過ぎで窮屈に感じるのかもしれない。


びっくりその7:そういば、水曜日は半日授業(幼稚園から高校3年生の年齢まで)

毎週水曜日は、お昼前に学校終わります。

普通に働いててだれが、お迎えいけるのさ?と思った当時。でもちゃんと学童みたいなシステムもある。うちとこは朝の6時から夕方6時まで有料サービスで申し込める。



ピアスでも、髪の色染めても、マニキュアでもおこられることなんてない。自由?秩序がない?う~~ん。どうなんでしょう。

家のナンバー3、髪の毛赤にしていい?と言い始めた。う~~ん、まいっか?いや?だめか??「ママ~なんで日本は髪の毛の色変えたらいけないの?」あれ?なんでダメなんだっけ?にまた行きつく。

お国によって様々でしょうが、いろんなとこを見て、いいとこどりの教育をしていけたらいいなぁ。


PIRO

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健康でたくましく、できればいつも楽しく!!育ってほしいものです!



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こんにちはPiroです。
先日うちの娘っ子ナンバー1が耳の手術をしてきました。

我が家の3姉妹、小さい頃にみんなピアスしたんですが、ナンバー1の左耳は、重いピアスしたからなのかなぜか、穴が下に長くなっていって・・・とうとうそれが裂けてしまいぺらぺらに、なってしまっていたんです。もうかれこれ何年前.....?。


最近またかわいいピアスしたい!とこれを縫い合わせる手術してくることにしました。皮膚科で問診を受けて、こんなんするでーって説明を受け次のアポで手術を予約。



やってきました!
大分痛々しいですが、歯の矯正で毎回しめられる日よりは全然痛くない!と。(本人談)












 

 

そこでふと、
ピアスって日本の中学校じゃ考えられませんよねぇと思い起こしてみた。

今ってどうなのかしら?私が若かりし頃(何十年もはるか昔w)は、校則があって、風紀委員さんとか先生が朝校門で立ってて、靴下や靴、髪型や、スカートの長さなんなチェックされちゃったりして。天パのわたしはいちいち説明したもんです。バイトも買い食いもだめだったなぁ。皆さんはそういう経験あるかな?

そうそう、娘を日本の幼稚園に一時行かせてたたことがあって、その時、遊びでしてたマニキュアつけたまま行かせたら、先生から電話かかってきたこともあったっけ。それ以前は海外に住んでたから、あれ?こういうの日本ってだめだったっけ?って私も感覚麻痺してて(笑)
日本じゃダメだけど、ベルギーの学校ではOKで当時は(今は完全感覚間がマヒしてるけど~)カルチャーショックだったことあげてみた!

• ピアス ―>赤ちゃんの時にもうあけちゃったり、学校にも普通にしていきます


• お化粧 ―>中高生でしてる子いるけど何も言われない


• マニキュア


• 髪のカラー、パーマ


• 制服はないとこの方が多い、私服なんでもおっけ!うちの近隣だと学校によっては色指定があるとこもあるけど。例えば紺で統一、緑で統一、ジーンズダメとかとか


• 買ったり、持ってったり休み時間中におやつ食べる


• 昼休みに街に出てランチしてきてもよい、学校にピザ注文とかする子もいるらしい


• 部活動がない

塾がない


• お誕生日には学校にケーキやジュースを持って行ってクラスのみんなにふるまって一緒にお祝いします (小学校)

日本のPTA目線だと、え!って思う事ばっかりなのかな。と今は海外でめっきり汚染された感覚で考察してみた、とある午後w


PIRO

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逆になんでダメなの?って娘たちに聞かれたけど…なんでダメなんだっけ?笑



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