
戦後再建された中心部の街並みがユネスコ世界遺産にも登録されているフランス第二の港湾都市ル・アーブル。町のほとんどを第二次世界大戦中に破壊され、戦後オーギュスト・ペレによって再建されています。世界遺産に登録されているのはペレによって再建された町の中心部です。
実際行ってみた感想なんですが、街は広くて建物もきれいだし、すごくきれいなのに、何かが変。しばらくして気づいたんですが、本当に人が歩いてないんです。立派な建物や広い道、、なのに人がいない。駅の近くはほとんどの店が閉まっていたし、人もまばら…。
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ル・アーブル観光
とにかく不思議な雰囲気の街でしたが、ぜひ行ってほしいところはいくつかあります。なんといっても聖ヨゼフ教会。時間がなくてもここだけは行ってほしい! 尖塔型の変わった形の教会なんですが、実際外からみるとパッとしない。なのに、入ってみると天国に来たかのような気分にさせられます。ちょうど私が行ったときはアートフェスティバルの一環でゆりのような花が天井から垂らされていてこれがまた、本当に天国みたい。残念ながらいつもやってるわけではないようですが、ステンドグラスも塔の真下からみると他の教会では見られない荘厳さを感じます。
聖ヨゼフ教会

Nr. 3 von 58 Aktivitäten in Le Havre
2005 年に世界遺産に登録されています。 教会の回りは路駐できる場所がたくさんあるので、車でさっとよっていくのがいいかも。
外から見るといまいち?

ビーチ
街の中心から500mほどのところにあるビーチ。砂と砂利が一緒になった感じのビーチでLe HavreからSainte-Adresseまで続く2kmもあります。
砂利と砂の入り混じったビーチ

港町らしく大型船が行きかう

屋内マーケットとカフェエリア
私たちが泊まった駅のあたりは変なカフェが一軒あったきりだったので、車にのって街の中心まで朝ごはんを食べに出ていました。これが大正解。人のいないル・アーブルでここだけは賑やかでした。
テラスのあるカフェがたくさん出ていて、日曜日はマーケットもたちます。朝ごはんにしようと、カフェでクロワッサンある?って聞くと、近所のパン屋で勝手に買ってきて、とのこと。なんとおおらか。(もしくは面倒くさがり?) というわけで、近所のパン屋で焼き立てのクロワッサンを買っておいしいコーヒーとともにいただきました。 このあたりは本当に歩行者天国になってることもあって、広々として気持ちのいいエリアでした。朝ごはんを食べるなら、ホテルではなくぜひこのエリアで!
カフェエリアはこの屋内マーケットの道をはさんで反対側になります。
このマーケットの中には八百屋、パン屋だけでなく、地元のビールや、シードルなんかのお土産になりそうなものがいっぱい。
なんとなくうら寂しいル・アーブルでしたが、人だけはみんな明るくて親切! 私はここでシードルとル・アーブルで作った地ビールをおみやげに買いました。

屋内マーケット
41 Rue Bernardin de Saint-Pierre, 76600 Le Havre
他にも観光できそうなところはいくつかあったんですが、とりあえずここがおすすめ。他の観光場所はここを参考にしてね。
とにかく街が世界遺産なだけあって、歩いていると素敵な建物があったり、橋があったりと散歩も楽しいです。(あと少し人が出歩いていれば、、もっと素敵に見えたかも💦)
レストラン
レストランはビーチの近くと港近くに集まっているとのこと。(あまりにも人がいないので、ホテルで聞きました)
偶然私たちが見つけたレストランは、あとで調べたところ、なんとル・アーブルで人気3位! どうりで、次から次におしゃれした人たちがくるなーと思ってたんだよね。
安くて、ボリュームたっぷりで、本当においしかったので、機会があれば行ってみてください!
Au Vin sur la planche
12 quai Michel Fere, Le Havre

お店の人達もみんなおおらかで、親切。

ル・アーブルってどこにあるの?
ノルマンディー地方はフランスの北岸、イギリスと向かい合うエリアで、あの有名なセーヌ河の河口になります。ちょうどエトルタとオンフルールの間くらいに位置するので、両方の街にいくのなら、サクッと寄ってみては?
電車でパリから2時間半ほどです。
ル・アーブルへの行き方
パリからならLe Habre まで電車で行くのが簡単です。
Paris -> Le Havre 2 時間15分 (15ユーロ)

Nona
まぁ…暇があれば寄ってください的な感じです。
でも聖ヨゼフ教会だけは絶対いってほしい! 教会をみて、お勧めのレストランでご飯を食べてオンフルールやエトルタへ向かうのが〇。私たちの旅行記はこちら
Bon voyage 💛