海外さばいばる in ベルギー

海外さばいばる歴うん十年のママ達が、日々ぶち当たるハーフっ子、ガイジン夫とのバトル、異文化の同僚や隣人とのコミュニケーション、はたまた日本語教育、欧州旅行、海外生活情報にいたるまで!海外でさばいばるするのに知りたいことから知りたくないことまで井戸端会議の徒然をつぶやくブログです

ランチ



こんにちは。クレープです。年末になると、忘年会やら、なんやらと、なんとなく人に会う機会が増えますよね。。。もちろん昨今のこのコロナ禍、さらに、せっかくちょっと良くなってきたと思ったら、疫病神のように現れたオミクロン変異株(オミクロンの話はPiroちゃんの記事を見てね→オミクロン?コロナCORONA oh!no!!またまた増加中のベルギーから〜この先またどうなってしまうんでしょう?)のせいで、例年よりは、家でひっそり過ごす時間は多いと思いますが、少人数でも気の置けない友人と、今年を振り返りながらお家でごはん、などはやりたいですよね、この季節。

で、よくあるのが、

「じゃ、みんなで一品ずつ持ち寄りで集まりましょう♬」

なーんか、オシャレ女子みたいで、ステキな響きですが、現実は、これ聞いた瞬間から頭抱えますよね。あぁぁぁぁ、何持っていこう。

そんなあなたに、ズボラな私が救済策をささげましょう♬ 最近やったサバ缶使ったオープンパイ、名付けて、さばパイ。これ、おススメです。おススメポイントはこちら。
①まず、なかなかおいしい。つまみにもランチにもいける。
②作るの簡単。調理時間も短い。
③冷めてもおいしいので、持ち寄り向き。また、前日から作っておける。
④コスパが良い。
⑤さば、を使ってるところがミソ。ちょっと変わってるのでマンネリ脱出。「えーーそうなの~??」なんて、話題性もgood!

早速材料から。


材料
パイ生地(市販のものでok)一枚
トマトソース(パスタソースでも、ピューレでも、ピザソースでも)適当
チーズ(今回はモッツアレラ)シートが埋まる程度
サバ缶 小1個
プチトマト 適当
ブロッコリーやズッキーニなど緑の野菜 適当
バジル あれば



パイ生地






トマトソース






モッツアレラ








サバ缶






今回は、デレーズ印のいちばーーん、お手頃価格のサバ缶。これは、サンフラワーオイル漬けですが、ナチュール(水漬けっていうの?)でも、普通においしかったです。

トマトソースは、家にあったので、ピリ辛パスタソースを使ってみました。ちょっとピリッとしてて、これはこれでおいしかったです♬ ブルスケッタやピザソース、タペナードなんかでも代用できるかな? モッツアレラはできれば料理用がおススメ。サラダで食べるようなやつは、ちょっと水っぽくなるかもです。。




では、お次は作り方。といっても、ほとんど並べて焼くだけなのですよ。。


作り方:
①パイ生地は、少し前に冷蔵庫から出して常温にしておく(冷たいまま広げようとすると壊れたり、切れたりします。。)。オーブンを200度に温める。タルト型に紙ごと広げ、淵の部分はパイっぽく丸める。そこの部分はフォークでぶすぶす差し、穴をあける。
②オーブンが温まったら、パイシートを何ものせずにまずは、10分くらい焼く。
③その間にのせる野菜を一口サイズに切り、プチトマトは半分に切る。サバ缶はざるにあけて、水気を切っておく。
④パイシートを10分焼いたら取り出し、ピザの要領で、トマトソース→チーズ→その他の具材、の順でパイシートの上に並べる。コツは、チーズを下に敷き詰め、その上に具材を重ならないように並べる感じ。
⑤あとは、200度オーブンに戻し、20-30分焼く。上のトマトが、クシャっとなってくる程度が焼き上がりの目安。トマトが固いとイマイチですよね~。
⑥焼きあがったパイに、バジルを切ってのせる。はい、出来上がり~。

ねー、簡単でしょ。2回作って、友人宅に持っていったけど、2回ともなかなか好評でしたよ。キッシュみたいだけどキッシュじゃないし、ツナとか、ベーコンとかは定番だけど、サバってなかなかないでしょ。案外臭みもないし、まろやかな感じで、アペロのお供や、ランチなんて最適~。

さらに、トマト、バジルで赤、緑とXmasカラー。これからの季節に合ってる。。


ところで、パイ生地どれ使う?

パイシートって、どれ使ったらいいの?っていつも悩みませんか? こちらのスーパーでよく見かけるのが、

〇Pate feuilletee

〇Pate Brisee

〇Pate Sablee

この3つ。いつも調べようと思っては忘れ、スーパーでパッケージの写真を見て、あー、これかな?みたいに適当に買ってました。

調べてみて、ざっくり私の頭で理解したところによると、


〇Pate feuilletee =パイ生地

〇Pate Brisee=ビスケットのようなサクサクタルト生地で、甘みが無い

〇Pate Sablee=Brisee(ブリゼ)に似てるが甘さがある。いわゆるサブレ。

ということみたい。このさばパイは、もしかして、Briseeでやってもおいしいかもしれないですね。今度やってみよーーっと。



私のTo do Listの中に、持ち寄りで持っていける気の利いたメニューを5個考える、という不思議な項目があり、このさばパイ、見事、リストにランクインしました!って、まだ一個しかないんだけど。。





Crepe

Crepe




備えあれば憂いなし。。でもレパートリーが一個しかないと、あの人いつも同じだね。。ってことになりかねないので、どなたか良いメニューあったら教えてくださいませ~。




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こんばんは。クレープです。ここ半年くらい、いつも行っているお肉屋さんで、いつも気になっていたおいしそうなお肉。。それが ❛pata negra❜。色は白ピンクっぽく、無知な私でもポークということはわかる、そして程よい具合いに脂がのっていて、どう見てもおいしいに違いない、ということも分かっていました。でも内気で、ものぐさな私は、お店の人に、「これ、なんですか?」とフランス語で聞く勇気もなく、かといって家に帰って「pata negra」とはなんぞや?と調べることもなく、お肉屋にいくたんびに、「あーー、あの光輝くおいしそうなお肉はなんだろうか、どうやって食べたらいいんだろうか。。」と、思っては、買えずに忘れ、また見かけては、おいしそうだなぁ、を繰り返し月日はたっていました。

ダンナにも、何度か、「ねー、ねー、pata negraって知ってる?めっちゃおいしそうなお肉なんだけど。。今度買ってきて食べてみる?」と言ったりもしてました。ダンナは知ってるのか知らないのか「いや、おいしいよ、それは。でも、お前さん、どうやって食べるのか知ってるの?うまく調理できないといくら美味しいものでもダメなんだぞ、買えばいいってもんじゃない」などど、変なところで完璧主義というか、相変わらずめんどくさい感満載な感じの反応だった。

話は変わりますが、私もだんなも誕生日が8月なんです。で、イベント好きな私が唯一ダンナの教育に成功したのが、イベントにはレストランにいくという習慣。今年は私が日本に行ってたりしてて、8月には行けてなかったのですが、珍しくダンナが、「今度時間が取れるときランチに行こう。場所は内緒。でもクレープが絶対喜ぶレストラン。。」とサプライズらしきことを言うではないですか。

私もダンナへのサプライズはことごとく失敗し、ダンナに「サプライズ禁止」とまで言われいるタチなので、人のことは言えないんですが、ダンナのサプライズも結婚前からだいぶトンチンカンなので、期待は全くしてなかったけど、サプライズ自体は大好きなので、ちょっぴり楽しみにしていました。

そして先日、とうとう行ってきました、サプライズ・レストラン♬ 私が悪口ばっかりいって、私の周囲の人からはイメージ真っ黒なダンナの名誉挽回のために言っておくと、今回のサプライズは「Well Done!  大変よくできました!」と褒めてあげたいナイスなチョイス。スペイン料理専門店、それもパタネグラ専門店と言ってもいいくらいのレストランだったのです!

で、いったいパタネグラって何よ?


って思ってる方も多くないですか?レストランの紹介前にちょっぴりパタネグラの説明。前述のように私も全然知らなかったのですが、「パタネグラ」とはどうやら「イベリコ豚」の別称のようです。なーーんだ、イベリコ豚なら聞いたことあるわよ、スペイン産のおいしい豚よね?という反応になりますよね。そこで、新たな疑問が。。そもそもイベリコ豚って何?
イベリコ豚とは、イベリア種100%純血、もしくはイベリア種とデュロック種を交配させた豚のうち、スペイン政府が認証したものをイベリコ豚という。そして、そのあとにこの記述も。黒い足と爪をもつ傾向があることから、スペイン語では「パタネグラ(黒い脚)」とも表現される。(wikipedia イベリコ豚より

だそうです。ざっくり言うと、イベリコ豚=パタネグラだったのですね。。レストランででっかい声で、

「うーん、めっちゃおいしいね、パタネグラ! でさー、イベリコとパタネグラってどっちがよりおいしいのかしら?」

なんてバカ丸出しの会話してた私。。日本語で話しててほんとよかったわ~。汗。


では、さっそくレストランのご紹介!

スペイン料理レストラン:LA VERAISON (特にお肉!)












Adresse :
Drève du Duc, 41
1170 Watermael-Boitsfort
Belgique

Tel : 02 675 08 00



今回はランチ。駐車場はありませんが、周りに路駐できるところ結構ありました。12時ぴったりに行くと、一番乗り。でも、その後どんどんお客さんが入ってきて8割がた埋まっていました。中の雰囲気はこざっぱりとおシャレな感じ。店員さんもとても親切でした。



前菜:パタネグラの生ハム






前菜:パタネグラ入りコロッケ、チョリソソース





こちらは、メニューの抜粋。パタネグラのページ。



部分ごとに選べます。私たちが今回食べたのはPlumaというところ。ダンナが前回食べてめっちゃおいしかった!というので、素直に従いました。



ほんと、これめちゃくちゃおいしかったです。①めちゃめちゃ柔らかい。②とってもジューシー。③脂がのってるのに脂っこくない。何グラムだったかな、聞くの忘れましたが、女子でも普通の胃袋の持ち主なら、これ一枚いけます!そして胃もたれしません(50歳前後主婦談)。ソースもチーズソースや、ペッパーソースなど普通のステーキソースに加え、スペインならではのチョリソソースって言うのがあり、これがまたおススメです。そしてベルギーでは自然と評価の厳しくなるフリッツの揚がり具合もばっちり。自信をもっておススメできる一品です!
豆知識:メニューのところにBellota(ベジョータというらしい)って書いてあるでしょ。イベリコ豚の中でも、ランク分けがあって、ドングリだけをたべて、放牧で育った、ストレスフリーの高品質な豚ちゃんだけがベジョータという名前で呼ばれるらしいです。ちなみにスペインのイベリコ豚生産量の11%程度らしいですよ、ね、最高級品♬ どうりでストレスフリーの柔らかさだったわ、あれは。

最後は、今マイブームのカフェグルマンで〆。(カフェグルマンについてはこちらを読んでね→レストランで何食べよっ!絶対得した気分になるデザート カフェ・グルマン



だんなさん、ほんとにでかした!大変満足で、スペシャルなランチでした♬ごちそうさま~。


Crepe

Crepe




この年になるとお肉なんてあんまり塊で食べないでしょ。なので、食べるときはおいし~いお肉をたべたいですよね。そんなあなたに絶対おススメです!焼き加減も専門店ならではの絶妙さ。ぜひ行ってみてね!



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