海外さばいばる in ベルギー

海外さばいばる歴うん十年のママ達が、日々ぶち当たるハーフっ子、ガイジン夫とのバトル、異文化の同僚や隣人とのコミュニケーション、はたまた日本語教育、欧州旅行、海外生活情報にいたるまで!海外でさばいばるするのに知りたいことから知りたくないことまで井戸端会議の徒然をつぶやくブログです

ベルギー料理



「ベルギー、アメリカン」でググると何故かワッフルの情報だけが出てくる。、いやいや、、知ってました?ベルギーで「アメリカン」と言えば生牛肉のミンチと薬味等を混ぜた食べ物って。








なぜ「アメリカン」という名称?という疑問はありますが、サンドイッチ屋でもたいてい「アメリカン」のメニューがあるくらいベルギーでは有名。



そしてベルギーではレストランによって「アメリカン」だったり「タルタル」だったりのメニューがある。でも両方のメニューがあるところは見たことないかなぁ。私は生肉というだけで食べる気がしないのだけど、大好きなベルギー人・ベルギー在住日本人は多い。

 

じゃ、いったい何が違うのか???


タルタルはオリーブオイルで混ぜたもの

アメリカンはマヨネーズで混ぜたもの



という我が息子の情報をい、調べてみましたぁ~
タルタル (steak tartare)

正式名称は「ステーキ・タルタル(タルタル・ステーキ)」らしい。

ユッケ同様、生卵を入れる。Steak tartareとググるとレシピが色々出てくるが、基本こんな感じだろう。。




基本的に生牛肉の他に入れるものはオリーブオイル、生卵の黄身、マスタード、薬味、他らしい。

 
アメリカン(Filet Américain)

正式名称は「フィレ・アメリカン」。(日本語でググったらステーキタルタルが出てきた)

なぜ「アメリカン」という名前にしたのかの説明は書いてなかったのだけど、「アメリカン」は、1926年にJoseph Nielsさんが作り始めたそう。1920年代にベルギーで流行ったフランス料理レシピの「タルタル」をJoseph Nielsさんが開いたレストランで自分流の「タルタル」を作ってそれを「アメリカン」と名付けたみたい。

ということで、元祖「アメリカン」のレストランはイクセルにありまーす!(予約できません~)




そして基本的に混ぜるものはマヨネーズ、生卵の黄身、マスタード、薬味、他

 

「アメリカン」はベルギー料理でした!

 

日本ではユッケを提供するレストランが少ない中、ベルギーではユッケに近いタルタルやアメリカンがスーパーで買えるところが怖い気もしないでもないが、ちゃんと食品管理をしているであろうレストラン・スーパーで出しているはずなので、興味のある方は一度どうですか??

 


ふぁりん

ふぁりん




珍しく息子の言っていることが当たってたわぁ~

マヨネーズを入れるか、オリーブオイルかの差が大きそう





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こんばんは。フリッツです。。あ、違った、クレープです。見てください、この迫力!これぞ、ベルギー国民のソウルフード、老若男女、季節を問わず、愛され、食べ続けられている「フリッツ(Frites)」でございます。ま、フライドポテトですね。日本ではフレンチフライなんて、言いますが、いやいやいやいや、これはフレンチではなく、ベルギーの国民食なのです。たかが、ポテト、されどポテト。

さてさて、このフリッツ。まさか付け合わせと思ってない?立派なメインですよー


日本だったらポテトフライは、酒のつまみか、完全サイドメニュー、わき役ですよね。でもベルギーのフリッツは、これをバクバク、メインで食べる人も多いんですよ。他人事みたいにいってるけど、我が家も、週の最終、「あー今日ご飯めんどくさーい」という金曜日は「フリッツにするか!」となることが多いです。でもポテトばっかり食べてられないですよね~。なので、ポテトでも十分ジャンクなのに、これにソーセージやらコロッケみたいなのやら、ハンバーガーなどジャンクxジャンクで攻めるのがベルギー風。こちら。












もちろんメインの付け合わせにも大活躍。ベルギーの代表的な料理に「ステーキ&フリッツ」なんてものもありますからね。(良かったらこちらの記事も見てください♬ステーキ専門レストラン Bovisで、がっつりディナー) 煮込み料理(カルボナード や、ワーテルゾーイ )や、ムール貝 などの付け合わせにもばっちりです。

ソースのバリエ、半端ない!


このようにめっちゃ登場率の高い、フリッツ。何をつけて食べるかは、最重要事項。日本だと、何つけます?たいていケチャップですよね。ベルギーの定番は、マヨです、マヨ。しかし、マヨだけだと思ったらとんでもない。マヨ、アイオリ、アンダルース、ベアルネーズ、タルタル、ピタ、カクテル、アルゼンチーナ、カレー。。。。きりがない。スーパーでソースコーナー、めっちゃ幅きかせてます。うちの子たちはこんな感じ。。



私のお気に入り:ハニーマスタード ちょっとまろやかで甘辛い感じ。

ダンナのお気に入り:サムライ 面白い名前でしょ。ピリピリ。

息子のお気に入り:アメリカン 説明しずらい味。ケチャップベースのちょっとピリ辛。ハンバーガーに入れたらおいしい感じ。

きっとベルギーの人なら、お気に入りのソースの一つや二つはあるはず。日本の友人は遊びに来た時、ピタソースというのにはまって、今でもお土産にいつも頼まれます。

そして、ソースもだけど、じゃがいもへのこだわりもすごい。どのじゃがいもが適しているか?ってググったら、こんなリストが。。



さらに、フリッツ用という袋に入って売られているのもあるし、冷凍もあります!












家で作る派?買う派?


このフリッツ、ベルギーでは、フリッツ屋という屋台みたいなお店が、そこら中にたくさんあって、そこに買いに行って熱々を急いで持ってかえり、ばーっとテーブルに広げて食べる買う派の人も多いです。お店はだいたいこんな感じ。



でも、家で作って揚げたてを食べる家庭も結構あります。そのため、ベルギーではフリッツ専用のマシンをもってる家が多いですよ。うちなんてジャガイモ切る専用の道具もあります。












フリッツ揚げようの油もちゃんと存在しているし。。



ま、とにかくフリッツ食べる環境の充実ぶりすごいです。ベルギー国民のフリッツへの愛を感じます。

最後はジャンクの王様、ミトライエット(Mitrailette)、ご紹介


最後に紹介したいのはこちら。



なんかあまり美しくない写真でごめんなさい。。すごくないですか?フランスパンの中にポテトぶっこんじゃってます。。笑い。その名もミトライエット、機関銃ですよ、機関銃。フランスパンにソーセージや、ハンバーグなどの肉系、そしてポテト、ソース山盛り。健康という言葉はどこへ行ってしまったんでしょう。。若者や男子に人気の一品ですね。あ、申し訳程度に野菜もどっかに隠れています、、、

小話①

息子:「今日フリッツにしよーー」

私:「駄目だよ、野菜全然ないじゃん」

息子:「いや食べてるよ、ジャガイモたくさん」息子よジャガイモは野菜とカウントするのか??

小話②

私:「xxちゃーーん、お誕生日もうすぐだね。お祝いに何食べたい?一番好きなもの作ってあげるよ!」

息子:「フリッツー」

私:がくーーーん。私が毎日かけてる料理の手間と時間を返せ~!!(ちなみにこの会話たぶん息子がしゃべれるようになってから毎年続いています。。)


Crepe

Crepe




と、息子含むベルギー国民のフリッツ愛のお話でした。ベルギーに来たらぜひ一度熱々をご堪能ください。ほんと、おいしい!



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