こんばんは。クレープです。日本から帰ってきたばかりでちょっぴり時差ボケです。。
さて、今日はみなさんに問いたい、、「この場合、あなたなら、どうします?」
日本に帰国するときは、みなさん頭を悩ませるのがお土産。。エシレバターに、スペキュロスのペースト、ベルギーワッフルに、ちょっと重たいけどベルギービール? いやいや、やっぱりベルギーと言えばチョコレートが一番で無難だし、喜ばれますよね!
というわけで、リーズナブルで、喜ばれるチョコレートをゲットしようと向かったのがこちら、ノイハウス・アウトレット このお店その名の通り、チョコレートのアウトレット店なので賞味期限が近いものが安く売ってたり、箱に詰める前の工場直売的なチョコレートの箱があって、格安で販売してたり、味見もできたり。。と心躍る場所なのです。
はてさて、今回の出来事は、このアウトレット店で起こりました。
このお店でよくある割引のパターンが、「2個買うと1個フリー」2個の値段で3個買えるので、だいぶお得です。1個でももちろ買えますが、割引率がだいぶ少なく、とたんにお得感が薄れます。
私が買おうかな~と迷ってたチョコは、70ピースくらい入っただいぶ大きな箱で、元値は、70ユーロくらい、それが、1個45ユーロ、2個買うと1個ただになり、3個で90ユーロと、超、超、お買い得なものでした。
私は、3個買うか、6個買うか、で、頭の中のお土産リストをぐるぐるさせてたので、しばらくこのチョコの棚の前でたたずんでたのですが、なんとなく人の視線を背後に感じ、何気なしに横を見ると、私と同じくらいの年齢層のジェントルマンが何やら言いたげな様子で立っていました。
私と目が合うと
外国人男性
あのぉ、何個買いますか?
と、丁寧な口調で聞いてきました。口調は丁寧だけど、海外に住んでいると、こういったことにはとっても敏感。基本、性悪説をベースに生活する癖がついてるので、必要以上に身構え、
Crepe
なんでですか?
と、こう、なんとも寄せ付けない感じで答えました。すると、またまた丁寧な口調で、
外国人男性
えっと、、僕1個しかいらないけど、もしあなたが二つしか要らないようなら、一緒に買えないかな、と思って。。
あー-、もう知らない人はみんな詐欺師にしか見えないので、とりあえずは、なんでも断る前提で、ジェントルマンの言葉をほとんど聞き流し、
Crepe
あ、いや、けっこうです。
と、即答。するとジェントルマン、終始丁寧な態度を崩さず
外国人男性
そうですか。。じゃあ。大丈夫です。ありがとう!
と、まったく食い下がる様子もなく、最後の「ありがとう」もさわやかで、あっさりと引き上げていきました。
あまりにもあっさりひかれると、なんとなく、あれ、あれ、ちょっと待って、引きあげちゃうの? という気になり、冷静に彼の提案の意味を考えてみた。。チョコ何個いるんだっけ? えっと、あのうちと、あの人とあそこと、、うーん、5個でいいかも、と数秒の中でグルグルグルーっと考え、今度は私から逆ナンパ
Crepe
あの、あの、一緒に買えます!
あぁ、私、なんて優柔不断。でもさわやかジェントルマン、とっても嬉しそう。
外国人男性
本当?それはいい。ありがとう。じゃ、支払いどうしましょうか?
と、お金の話になった途端、たちまちまた不安に。。めっちゃ感じはいいけど、すごく腕の立つ詐欺師だったらどうしよう。。ここは直ちに支払ってもらわないと。。まずは、最近流行りの銀行オンラインアプリのオンライン決済で提案するも、「持っていない。。」と。えー-、そうなの? じゃ、どーすんのさー-。すると、
外国人男性
あ、現金ありました。
と、ポケットからボロボロ紙幣を取り出し、
外国人男性
あーでも22ユーロしかない。とりあえず、これだけ払って後は振り込みます。すぐ振込ますから!
口座番号教えてもらえますか?
えー-、口座番号教えるの、なんか、いや~。。でも、ここはそれしか方法がないなら仕方あるまい。。もうここまで、話進んじゃったし。。あーやっぱり調子にのってこんな割り勘、やんなきゃよかったかな。。と、不安な時間を過ごしました。
結局この方ちゃんとした人で、残りの8ユーロは、数日以内にちゃんと私の口座に振り込まれてたので、今のところ大事には至ってません。。。し、たぶん何もないとおもうんですけど、みなさんはどう思います? お得だしいいんじゃない? という気もするけど、なーんかお金が絡んでるし、口座番号とかだって、何にどう利用されるか分かんないし、やっぱ今後はNGかな。。という気がしています。
もう一つおまけに同じような事象があって、ガソリンスタンドで給油して、出ていこうとしたら、郵便局の車にのった若い兄ちゃんが、20ユーロ札もって、「カードを持っていないんだけど、このガソリンスタンド、現金で払えないから、この20ユーロ渡すので、君のカードで20ユーロ分、給油させてくれないか?と、言ってきた。
このときは、なーんか絶対ダメ、危険、という気がして、「いや、ちょっとカードは貸せません」と断ると、だいぶ意外な顔をして「なんで、ちゃんとこれ支払うし、給油にカード使うだけだから、ほんとに困ってるんだ、頼むよ~」的なことを言ってきた。
しかし気持ちは変わらず、「えーっと、やっぱりだめです。ごめんなさい」と言ってその場を立ち去ったものの、それからだいぶ長いこと、「あー-、やっぱり使わせてあげたほうが良かったかな、こまってたしな・・」と思う日が続きました。このケースはみなさん、どう思います??
こういったこと、日本にいるときは、迷わず判断を下せますが(生活習慣も、お国柄もわかるので)、海外だとやっぱりけっこう不安ですよね。でも、害がなくて、メリットや人助けになるんだったら、やってあげたいしな~。なかなか難しい問題ですねー。
Crepe
どこに落とし穴があるかわからないし、ましてやお金が絡むことは慎重に対処したほうがいいですよね! 皆さんも油断大敵。安全第一で暮らしてくださいね!
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