海外さばいばる in ベルギー

海外さばいばる歴うん十年のママ達が、日々ぶち当たるハーフっ子、ガイジン夫とのバトル、異文化の同僚や隣人とのコミュニケーション、はたまた日本語教育、欧州旅行、海外生活情報にいたるまで!海外でさばいばるするのに知りたいことから知りたくないことまで井戸端会議の徒然をつぶやくブログです

デザート



こんばんは。クレープです。唐突ですが、レストランに行って、たらふく食べてお腹ははち切れそうだけど、やっぱりちょっとデザートも食べたい~、なんて時ありません?もしくは、デザート選びで、あーこれもおいしそう、あれもおいしそう、うーん、どれにしよー、迷っちゃーう。。なんて時。

そんな時に超おススメな、マスト・デザートが「カフェ・グルマン(Cafe gourmand)」なのです。

カフェ・グルマンというのは


上の写真のように、コーヒーと小さなデザートの盛り合わせ、みたいなもんです。たいていどこのレストラン(フレンチかな、主に)にもあって、とってもおススメなんですよ~。ベルギーのレストランのデザートって量が多くて半端ない。。アイスクリームだったら、最低でも3玉(!?)くらい出てくるし、ケーキの一切れだって半分食べたらギブアップ。。でも、カフェ・グルマンにすれば、一つ一つのデザートが小さくて飽きないし、小さいものをいくつか食べるので、(トータルでは結局結構食べてるかもしれませんが)気分的に少ししか食べてない気になれます。。ケーキバイイングみたいな気分?!

もう一つ、おすすめの理由は、福袋的わくわく感。何が出てくるかわからない、お店セレクトのお楽しみセットなので、そのサプライズな感じもテンションをあげてくれます♬

さらに、プチなデザートとコーヒーもついているのに、デザート一品と同じくらいの値段の場合が多いので、コスパも大変良いのです!

プチデザートにはどんなものがついてくるのかな?


試しに、カフェ・グルマンのレシピっていうこのサイトを見てみると、





マドレーヌとか






カヌレとか






クレームブリュレとか








マカロンとか






ムースオーショコラなど






ねー、どれもこれもおいしそうでしょう。。

他にも、上のレシピ内で紹介されてるのは、フィナンシェ、ラングドシャ、プチシュー、ロシェ、サブレ。。。私が、今回食べたときは(上の写真)、プチティラミス、パンナコッタでした。これってちょっとずついろいろな物を食べたい、和食的センスに似てますよねー。日本人の心にピッタリ。

最近行った違うお店のカフェ・グルマンもご紹介。



ちなみにこちらのお店は、テ・グルマン(The gourmand)もありました。要はコーヒーじゃなくて、紅茶セットですね~。気が利いてます。

ここのお店、ランチで行ったのですが、めっちゃおいしくて、雰囲気も良く、コスパもいい、3拍子揃った超おススメレストランなので、ついでにご紹介。

LE SESAME


店内






前菜






メイン






盛り付けも美しい!前菜は、サーモンのタルタル、メインはラム肉のカレー風味煮込みでした。ランチからこんなに美味しいもの食べられるなんて幸せ~。

日替わりランチ 前菜&メイン 20ユーロ

日替わりディナー 前菜&メイン&デザート 40ユーロ

ちなみに、ここのカフェ・グルマンは8ユーロだったかな?さらにプチデザートだけのほうも選べて、それだと、4ユーロ。良心的~。


Crepe

Crepe




ここのお店、めっちゃおススメです。機会があったらぜひ行ってみてね。あと、いろんなお店のカフェグルマン、試してみてね♪



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シャンドゥルールって聞いたことあります?西城秀樹の歌ではありません、、馴染みないですよね。じゃ、聖燭祭は?もっと知らないですよね。。この日ベルギーではクレープを食べる習慣があります。


シャンドゥルール(聖燭祭)っていつ?何の日?


シャンドゥルールは、2月2日。くしくも今年は日本の節分と同じ日でしたね。でも今年だけひょっこり1日前になった節分とは違って、こちらは常に2月2日。クリスマスの40日後と決まってきます。今までは単にクレープを食べる日!と思って疑問を抱きませんでしたが、ちょいと調べてみましょう。

キリスト教の行事で、この日は、イエスが生まれた40日後、マリアとヨゼフがイエスをエルサレム神殿に連れてきて、産後の汚れの清めの式を受け、イエスを神にささげた日ということです。シャンドゥルールは、キャンドル、つまりろうそくという言葉から来ていて、ローマ時代には、一晩中たいまつを振りながらパンの神様をたたえたといわれています。ヨーロッパでは、この日でクリスマスが終わり立春を迎えるという考えが普及しているようです。クレープを食べるのは、立春を迎え、農家では、また種まきが始まるので、余った小麦粉をクレープにして食べるという習慣から始まったともいわれています。

今年はお金持ちになれるかな?


この日クレープを食べるとき、おもしろい習慣があって、コインを手の中に入れたまま、クレープ用のフライパンをもち、クレープをくるっ!と空中で一回転できた人は、その年お金持ちになれる、と言われています。うちでもだんなと、息子、私、みんなやりましたが、なんと、だんなと息子はさくっとやってのけ、私だけができなかった。。。ふん、二人に貢いでもらいましょう。。

こんな感じで勢いをつけて


クレープ専用フライパン


ベルギー(我が家)でのクレープの食べ方


日本でクレープと言ったら、やれチョコバナナだの抹茶あずきだの、ベリークリームチーズだの、食事系では、照り焼きチキン、チーズドック、バラエティに富んで、華やか、カラフル♬ですよね。でもベルギーの一般家庭では、きわめてシンプル、下のようなブラウンシュガーをばらばらーっと一面にまいて、くるくるっと巻き「じゃりっじゃりっ」と言わせながら食べるのが普通です。面白くないでしょ。でも、ダンナや息子に言わせると、横で私が食べてる、マロンクリーム&生クリームだの、あんこにきなこトッピングなどは、邪道だ!そうです。これがブラウンシュガー↓
もうパッケージの写真がクレープじゃん


中身はこんな感じ


我が家のシンプルクレープの作り方


材料:
薄力粉(ベーキングパウダー入りでもよい)250g
卵 3個
牛乳 500-600ml
サラダオイル 少々
塩 少々
ビール 100ml ← ここポイント

作り方:

①薄力粉を大きめのボールに入れます。

②真ん中にくぼみをつくって卵を割りいれゆっくり薄力粉と混ぜていきます。

③牛乳を入れてなるべくだまがなくなるように混ぜます。ここで生地がかなりたらーっとした液体になってるか見て、足りなければ牛乳たします。

④サラダオイル、塩少々入れて。。

はい、なんの特徴もないこのレシピ、ここがベルギーならでは


⑤どぼどぼーーーーーっとビール投入。義理ママ曰く、ビールの泡でふわふわ食感がうまれ、コクも出るとか。。

⑥粉をふるったりもしないので、だいぶだまだまになってますので、私は1-2回こしてます。で、出来上がり!


焼き方のコツ(義理ママより、注:お料理上手なイタリア人♬):

①フライパンは洗わない、使い終わったらよーく拭いて保管

②一枚焼くごとにフライパンにバターを薄く塗る。

③一枚焼くごとに濡れぶきんでフライパンを冷やす。

ところで、クレープMIKADOって知ってる?


先ほど言ったように家ではシンプルに食べるクレープですが、ベルギーでは、レストランのデザートとしても人気。たいていのレストランにはクレープやベルギーワッフルがメニューに載ってます。そんななかでも王道クレープが、クレープMIKADO!



どんなクレープかというと。。

こんな感じ→

基本は、バニラアイス、チョコレートソース&ホイップクリーム


これ、なんでMIKADO~??って思いますよね。ちょっぴり調べてみると。ヨーロッパで人気の竹ひごゲームMIKADOにちなんで。。という記述を見つけました。’アイスとチョコレートソースをくるくると巻いた感じがゲームのMIKADOの形状に似ていることから来てると思われる’ だそうです。どんなクレープも形状は同じだと思うが。。ちょっと強引では??

ちなみにこちらがゲームのMIKADO。重ねた竹ひごを引き抜いて、できた形状で点数を争うという極めてシンプルなゲーム。。

そして、その横はMIKADOつながりで、ベルギーではお馴染みのポッキーMIKADO♬





なんだか話が蛇行しましたが、ベルギーでは、けっこう頻繁に家で作って食べるおやつ、クレープ。家で作るクレープもたまにはおいしいものですよ。ぜひみなさんも週末あたりどうですか・・・いっぱい味変して楽しんでくださいねー!

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