こんばんは~。クレープです。ベルギーは、今一番みんなが浮足立つシーズンとなってきました。基本的に6月で学校は1年が終わり、約2か月の長ーい夏休みに入ります。感染者がまた増えている事実もなんのその、みなさんの意識の中では、すっかりコロナは終息モード、駅も空港も大変な人出です。

そんな中、夏休みのホリデーからは一足早く、週末旅行にスペインに出かけてきました~。きっかけは、ライアンエアーで往復、空港税も込みでブリュッセルーサンタンデール、46.73ユーロ。ってのを見つけたからです。それも金曜夜便で、月曜夜帰り。仕事も1日休むだけで可能な日程。。。燃油が高騰してる~と世間では騒いでる中、こんな破格あり得ます?? これはもう行くっきゃないでしょ、ってことで、即決。。

ライアンエアーは、ヨーロッパに住んでる人はみんな知ってる今をときめくLCC。ウィキペデキアでは、
ライアンエアー(Ryanair)は、アイルランドのダブリン県フィンガル市に本社を置くアイルランドの格安航空会社。 国際旅客数としては世界最大の航空会社であり、コーポレートスローガンは「Low fares, Made simple」。

こんな風に紹介されてます。私は10年位前に1-2度使ったことがありましたが、予告なしにキャンセルされることがある、席が選べない、、などの格安航空会社あるあるな噂を聞いて、ここ何年かずっと使っておらず、今回久々の体験でした。

でも今回使ってみて、ふーむ、これだけ安くて、この感じなら、なかなか悪くないかも、、と思い直した点がいくつかあったので、書いてみます~。

何と言っても安い!


上にも書きましたが、もう、何と言っても安い。。46.73ユーロって円安の今日本円に換算しても約6700円。最悪行けなくなって捨てる羽目になっても、もちろん悲しいけど、まぁ、仕方ないって、諦められる額ですよね。。

この金額だから、多少マイナーな空港から(ベルギーは、メインのザベンテム空港ではなく、70キロほど南下したシャルロワ空港という空港から出る便がほとんどです。余談ですが、このシャルロワ空港、無理してブリュッセルサウス空港という名前になっているようですね、今回気づきましたが、、、千葉にあるのに東京ディズニーランド、新東京国際空港などと相通じるものを感じ、なんか微笑ましい・・・)飛んでいて、空港に行くまでに時間がかかっても、なんかあまり腹もたちません。。

荷物も、一番安い料金を選ぶと預け荷物はダメ、機内に持ち込む荷物も、大きさ40x20x25cmを1個まで、と決まっています。前に乗ったときも、機内に持ち込むカバン1個プラス小さいポシェット的なものをもって乗り込もうとしたら、「荷物は1個まで!そのポシェットもカバンのなかに入れて!でないと乗せません」と怒られた苦い経験があり、今回もせっせと搭乗前にメインのリュックの中にポシェットも詰め込んでいったのですが、予想に反して、荷物チェックはだいぶ緩くなっており(今回だけかもしれませんが)大きさのチェックもなければ、ハンドバッグ的なものとバックパックのようなリュックを持ち込んでいる人をたくさん見かけましたが、ノーチェックでした。

だいぶ構えて準備してたので、拍子抜けしましたが、「ほんとに緩くなったのかなぁ、」と思いつつ、ちょっぴりドキドキしながら、帰りは小さいバッグを出したまま知らんぷりして、搭乗しましたが、やっぱり何もお咎めなし!でした。やさしくなったのね~。

普段あまりやりませんが、今回はリュックで旅に出ました。あまり持っていけないと思うと、荷物も厳選するし、化粧道具などもちゃんと小さい容器に入れ直したりして、無駄なものをたくさん持ち歩くこともなくなり、なんかちょっとライアンエアーのおかげかも、、なんてちょっと感謝したりもしちゃいました。。

座席も選ぶには、なんと一人一回14ユーロも追加で払うそうですよ。。飛行機めっちゃ安いのに、ここはずいぶん高いのねーと思い、このサービスは却下。すると、チェックインの時に、勝手に座席が指定され、3人一緒に予約していましたが、みんな見事にバラバラ。。二人は3席の真ん中。。でもね、これも不思議と全然腹が立たないんですよ。だって追加払ってないし、さらに航空券あんなに安いんだし、って。うまく策略にはまってるなーと思いつつも、ここでも、この仕組み案外いいかも、って妙に感心してしまいました。

ほぼサービスなし、でも案外効率的。。


今回思ったのが、ほぼサービスなしで、もちろん快適さに欠けたり、飛行機旅~っていう独特のわくわく感は皆無なのですが、ま、それはそれで、シンプルで良いかもって思える点もありました。

特に関心したのは、到着して出発までが超高速なとこ。ふつうの航空会社ならゆっくり人がおりて、掃除が入り、アメニティをセットして、機内食積み込んで。。と折り返すまでに最低でも数時間は要します。が、ライアンエアーは超高速の約30分。ま、飛行距離が短い区間ってのもありますが、基本、掃除はゼロ。椅子のカバーを変えたりももちろんなく、やってるのは最低限の点検だけなんだろうなーと想像します。

結果、飛行機の中も、ま、汚いですわな。。でも、ここもなーんか、この値段だから、と納得できてしまうんですよね。

よく考えてるなーって思ったのは、椅子の前に、普通あみあみの荷物とか入れるところついてるでしょ。あれすらもないんですよ。でも、あれが無いからゴミがでても入れられないし、自分で持ち帰るしかない。。なので、ごみも最低限になりますよね。。なるほど~と思いました。ま、友人は足の下、ポテチだらけだったって言ってましたけど。飛行機だと思うと期待度も高まりますが、バスとか電車だと思ったら、掃除してなくても、ま、そんなに違和感ないかな。。とここも妙な形で納得しました。

あとは、CAさんも丁寧さとか礼儀正しさとか全くないんですが、めっちゃリラックスしてて、ギャレーのところで大声でわらったり、おしゃべりしたり、これもメジャーな航空会社のCAさんがやってたら速攻でクレームがきそうですが、ライアンなら許せる~みたいな感覚でしたね。

友人が教えてくれたのですが、にーちゃんも、ねーちゃんも、機内でスナックやドリンクを売るのはやけに一生懸命だなぁと思ったら、それは歩合制だそうで、どおりで。。ねと思い、逆にそこも微笑ましかったです。

最後の点は、ストに強いライアンエア??


これは、ほんとたまたまだったと思うのですが、ちょうど私たちの帰る日にベルギーでストがあり、メインのザベンテム空港はスタッフなどもストに参加、旅客便はすべてキャンセルになってしまったのですが、驚くことに、ブリュッセルサウス空港もライアンエアーも多少遅延などはあったものの(たぶんこれはストに関係なく、恒常的に起きてると思います。。。)通常どおり運航! 私たちも予定通り帰ってこれて、ライアンえらい!とだいぶ株が上がりました。

なぜ、ここの空港スタッフがストに参加しなかったのかは、今でも謎ですが、とにかく今回乗ってみて、特に問題なくスムーズだったし、サービスも悪いというよりはシンプルでなかなか効率がいい!という印象が残り、またお得な料金を見つけたら週末ふらーっと出かけるのもいいな~と思った、今回久々のライアン体験でした。


Crepe

Crepe




こちらのページで、ライアンの飛んでる場所、値段見れますので、皆さんも良い飛行機見つけたら行ってみます??

https://www.ryanair.com/gb/en/cheap-flight-destinations

でも、旅にハプニングはつきもの。。今回はスムーズにいったものの、次回もそううまくいくとはかぎりませんので、そこはあしからず。。



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