久々にオフィスにいきました。
今は在宅勤務が義務づけられ、不要な出社は罰金となる可能性もあり、事前に出社理由と日時を申請したうえ、許可証を持参していないと出社できません。
インスペクター(検査員)がくるかもしれないから、と。
これはバスやトラムのどっきり検査のようなものです。
日本でも昔ありましたよね。定期を使ってごまかしができた時代。
「はーい、切符拝見。ちゃんと払ってますか?」
改札がないので、勇気と度胸があればタダ乗り可能なベルギー。でももしかしたら、という気持ちにさせる頻度でチェックがはいる。なかなかの心理作戦です。
ロックダウン密生活での仕事の両立。渋滞なし、がらがらのオフィス。デスク周りも快適でこっそり出社している人が相当数いたので対応策が打たれたようです。
不要不急は在宅でお願いします。
家にずっといると妻の機嫌が…。
さてさて、そんな中での出社。ひさびさに会う同僚とも話に花が咲きます。
「今日の午後、ワクチン接種よ。」
「へえ。じゃあ今日が会えるの最後だね。」
最強のブラックユーモアをかます同僚。ワクチン接種も不安が普通になりつつある。
そしてワクチン接種率増加に伴い、コロナ規制の段階的緩和計画も発表されました。待ちに待ったレストランやカフェでの憩いのときがすぐそこまできています。(現在はテラス席は開いていますが、雨が多く寒い日が続き、いまいち開放感に欠けるのです。)
それに伴い、在宅勤務も緩和されます。
6月9日より週1回の出社許可、7月1日から在宅勤務は義務から推奨に。
ざわざわざわ~。
なんだろう、この胸騒ぎ。ママさんや同僚ともこの話題で盛り上がります。
「フル出社はもう無理!」
そんな声があちこちから聞こえてきます。
コミュニケーションが大切、勤務管理ができない、などなど。はい、ごもっともでございます。でもでも、毎日いかなくても…。仕事回ってたし…。ブツブツブツ…。
手放したくないんですよね。在宅勤務で生まれた心の余裕。
コロナ前は在宅ができなかった私にとって、コロナ禍は恩恵をも与えてくれた不思議な現象。
人との付き合い方。家族との時間。朝のなんちゃってヨガ。
いまのところ、週2日出社、説が濃厚という噂ですがーー。
個人的には、月5日とかが最適です。
An
現場や前線でコロナと闘うひとびとや被害にあった人がいるなか、在宅勤務がどうのこうの、なんて贅沢なのかもしれない。でもここ1年で多忙な生活から解放され、癒された心と余裕は大切にしたいものです。
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