
どーもっ!のなです。
前回に続いて「ベルギーで働く!」について、今回は気になる税金についてまとめてみました♪「実際、給料はどうなの?」「税金って高いって聞くけど本当?」
本当です。。。

<給料はどう決まる?物価と連動するって本当?>
はい、ホントです!ベルギーには「インデックス制度(Indexation)」という仕組みがあって、物価が上がると自動的に給料も上がるんです
物価上昇率が一定のラインを超えると、全国的に給与が調整される。
公務員や多くの民間企業でもこの制度が適用されていて、インフレ対策として機能。
たとえばパンや電気代が高くなっても、給料も少しずつ上がるから生活が守られる。
つまり、物価が上がっても「給料据え置きで生活が苦しい…」ってことが起きにくいんです。これはヨーロッパでもかなり珍しい制度みたいです。ちなみに隣国オランダの人は「オランダにはその制度ない、、、」って言ってました。
でもね、、、いいことばかりじゃないんですよ、、、、
<税金は…正直、高めです>

ベルギーは「高福祉・高税率」の国。給料から引かれる税金はちょっと多めですが、その分社会保障はしっかりしています。
所得税(ざっくり)
年間課税所得 税率
~10,860ユーロ 25%
~12,470ユーロ 30%
~20,780ユーロ 40%
~38,080ユーロ 45%
38,080ユーロ以上 50%
月給からは約40%、ボーナスからは約60%が引かれることも
会社員でも自分で確定申告するのが義務(でも意外と簡単)
消費税(VAT)
税率 対象例
6% 食料品、薬、ホテルなど
12% レストラン(飲み物以外)
21% 洋服、車、アルコールなど
<高い税金の代わりに得られるもの>
- 高速道路が無料:通勤も旅行も気軽にドライブ
- 教育費がほぼ無料公立学校は授業料ゼロ、教科書代などのみ
- 医療費は2〜5割負担完全無料ではないけど、かなり安い
- 年金制度も安心:日本との社会保障協定あり、年金加入期間を合算できる

高速道路が無料は超ありがたいし、医療費も一回医者に行くと4€くらいしかはらいません。(もちろんスペシャリストは別ですが)
教育費も大学が一年で1200ユーロくらい。これを住みやすいといわずにどこが住みやすいといえるのか(あ、たぶん北欧には負けると思いますが)
<ベルギーは「手取り」だけじゃ語れない!>
確かに税金は高い。正直手取りは「新卒かよ!」っておもうほどだったりしますが、でもその分、生活の安心感がすごい。
しかも物価が上がれば給料も上がるって、かなりありがたい制度。
「手取りが少ない=損」じゃなくて、「暮らしやすさ=価値」って考えると、ベルギーはかなり魅力的な国なんじゃないでしょうか。
まぁ、おしゃれなパリや英語圏のイギリスに比べるとちょっと魅力は劣りますが、、、それでもヨーロッパのあちこちへふらっと行きやすい地の利もあるし、個人的にはおすすめです♪
ビールも、ワッフルもチョコもある魅力的な国ですよん♪

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