１１月１日　All Saints' Day（祝日）が近づいてきました。日本でいうお盆のような日です。
お花屋には「菊」の鉢植えが売られ、お墓に菊の鉢植えを置かれているのを見た方もいるかと思います～。


ということで、今回はお墓事情。
ちなみにベルギーの葬儀前後のシステムは日本とは違い、お通夜、四十九日、〇〇回忌、、、等々ございません。
というのも色々な宗教の人たちが住んでいるので、（カトリック、プロテスタント、モスリム、仏教‥など）それぞれの宗教でそれぞれ様式があります。が、祝日（お盆）はあります。


今年、我がパートナーのお義母さまが亡くなったのでお盆には集まったりするのかなぁぁ～と思ったりしてますが、義父母も祖父母も無宗教。ま、あえて言うならイマドキの「なんちゃってカトリック」。
なのでお盆に集まる案内もないですね～。　

義母が亡くなった時も教会で葬儀を上げることもなく日本でいう葬儀屋で葬儀を行いました。
パートナーの祖父母が亡くなった時、親戚、同僚、隣人のご両親が亡くなったりした時などに葬式に参加したり、参加せずともメッセージを送ったりしましたが、さすがに義母は近しい人だったのでディープな経験をさせてもらっております。


・葬儀
日本のように香典システムはないし喪服というシステムもない。
お葬式の案内をもらって、お葬式に出席。お葬式のスタイルはそれぞれだけど、基本、故人の人柄をスピーチしたり、友人からのメッセージを読み上げたり、ビデオが流れたりして葬儀は進む。
お爺ちゃんが亡くなった隣人の時は孫がスピーチをし、歌を歌ったと言っていた。

もろもろスピーチやらが済むと、出棺の前にお棺の上に花を置いて土葬なり、火葬に移る。
日本だとお棺の中に花を入れたり、死んだあと困らないようにと言ってウソの紙幣を入れたりするけど、そういうのはベルギーで今までなかったなー。

そういや喪服といえば、、パートナーのお爺ちゃんが亡くなられた時にお義母さまは赤い服着てたわね～～。。。
日本も最近は喪服を買う人少なくなってそうだけど、こっちには「喪服」というものがないので普段着もしくは少しかしこまった格好で来る人が多い。

そうそう、葬儀に出席すると「故人の写真入りカード」が配られるのだ。
これっていつも処理に困るんだよね～。。。。破って捨てるのもなんだし、、、



・埋葬
埋葬。。。。基本は土葬か火葬。
宗教上土葬の人もいるし（モスリムの人は頭をメッカに向けて土葬するらしい）、火葬の人もいる。
義母は前述したように「なんちゃってカトリック」なので火葬だった。それも樹木葬。
義母のご両親も樹木葬だった。ただ違うのは「遺灰の撒き方」。
お爺ちゃん・お婆ちゃんの時は、小麦粉ふるいカップみたいな中に遺灰が入っていて、参加者たちがそのふるいを交互に回して遺灰を撒くタイプだった。
お墓のある場所が広大だから出来るのかわからないけど「遺灰ふるい用」の少し小高い場所からふるい、風にのって遺灰は飛んで行った。

義母は樹木の下に撒かれた。穴を掘って撒くのでもなく、土の上に撒かれていた。
お墓の敷地には土葬用と骨撒き公園みたいなのがあるので、骨撒き公園に撒かれました
もう亡くなってから数か月経ってるけど、骨はまだ普通に地面に見えるのでそこにお墓詣り。
ただねぇ～。。。。義母の骨が撒いてある公園ってあちこちに撒かれてあるから、骨の上を歩いている感じがするのよねぇ。。。。っていうか歩いていると思うのよね～。
ごめんねぇ～って心の中で思いながら歩いているけど。

１つ変わった埋葬だな～と思ったのが「自宅に骨を埋める」方法。
友人のお宅へお邪魔した際、「前の家主が、死んだら自宅に骨を埋葬してもらいたいと遺言したみたいで、あそこに埋まっているのよね～」と言っていた。


どういうお葬式、埋葬にしろ、故人を偲ぶという行事は大事にしたいなーと歳を取るごとに思う今日この頃。。。

でもね、でもね。。。。。まぁ、ここからグチなんですが、今回の義母の葬儀に向けて我が男子家族って繊細じゃないわぁ～～と思った出来事。
それは「死に化粧」！
義母に死に化粧されるのかすごーーーーく気になった私は、パートナー、義父に聞きまくったが誰も真剣に取り合ってくれずそのまま火葬～。
義父なんて「そういう日本の風習はあるかもしれないけどね。。。。」ってな感じだった。

私「え？？？お義母さんは女の子なんだよ？死ぬ時だって綺麗にしてあげたいじゃない！」
息子「え？どうせ焼いちゃうんだから良いじゃん」

末恐ろしぃ。。。。。。。。きっと私が死んでも誰も死に化粧とかしてくれないんだわ。。。パジャマとかで焼かれちゃうんだわ。と嘆いている私に友人から朗報が！！！！

「大丈夫だよ！うちのお義母さんは綺麗に化粧してもらっていたよ」と。
良かったぁ～。。。。すっぴんパジャマで火葬されたくなーい。

日本の人を見送る風習ってとても素敵だとしみじみ思う。
お葬式もしかり、その後の四十九日、〇回忌って亡くなった人を偲ぶ会があるって素敵な風習だと思うわ～～。

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「ポルトガル料理」を堪能してきましたぁ～。
レストランは、Etterbeek にあるAu Cor de Chasseです！（ULB/VUBから徒歩で約１０分）
お父さんがサービス、娘さんがキッチンで営んでいるこじんまりとしたレストラン。とても家庭的。

「３人で来たから３Plat＝メインを３皿は頼んでね。でも２人でやってて手が足りないから２皿は同じでお願いね」と強引なんだけど可愛らしくお願いされるレストラン。

メニューはホワイトボードに書かれてあってお父さんが丁寧に説明してくれる。
「英語？フランス語？」って聞かれるので英語でもOK！

前菜はタラのコロッケとアサリとパクチー炒めを頼みました👇

メインは タコのグリルとエビのクリーム煮 エビのクリーム煮はご飯と一緒に食べまーす

パンについてくるのはバターではなくてイワシのパテ。う～～ん！うまい！
そしてデザートにはポルトガルで有名なパステル・デ・ナタです。

とても可愛らしいお父さま一人でサービスされているので、お父さまのスピードに合わせてあげてね。

そしてこのレストランの近くにはオクラ、小なす等売っている青果店がありましたぁ～。
季節によって売っているものは違うと思いますが、種類が沢山あってレストランに行く前に寄ってしまいました。


1977年創業のポルトガルレストラン👇もありまーす！

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