ちょっとかしこまった話題。　今回は「選挙」
実は今まで生きてきて選挙に行ったことはほぼない私。が、６月９日に行われる欧州議会選挙の話を長男がしていて「選挙に行かなきゃいけない」と。「え？？？行かなきゃいけないって何？？」となった次第。
そういえばベルギーに来た当初、１０年以上（たしか）住めば選挙権もらえるよ。と言われたことあったなぁ。。。「選挙権もらえる＝ベルギー国籍を持つ」+「興味なし」で拒否したけど。
何はともあれ、長男が選挙に行かなきゃいけないという事なので、日本とベルギーの選挙の違いを調べてみようと思ったわけ


日本の選挙は？ということ。。。
日本は衆議院・参議院選挙の他に、地方議員の選挙・特別の選挙がある。
そして満１８歳以上の日本国籍を持つ人が選挙権を持つ。



ベルギーの選挙は？？
まず日本と一番違うのは、ベルギーはEU加盟国なので、EUの選挙とベルギーの選挙があること。
EU（欧州連合）の機関は現在、多くの分野で「欧州連合理事会」と「欧州議会」の両方が同意することが必要になってるようなので、EU加盟しているベルギーも議員を選ぶ選挙はベルギー国内選挙同様大事ということなのかな。


欧州議会選挙とは。。。
欧州議会はEU理事会と共同で立法を担う機関であり、議員は５年ごとに行われる加盟国での直接選挙によって選出される。

そしてベルギーの欧州議会選挙は、満１６歳以上のベルギー国籍もしくはベルギー在住のEU人に選挙権がある。いや、、、選挙権がある、、というのではなく「選挙に行かなきゃいけない」ってとこか。
２４年３月にルールが変わって１７歳以上は選挙が義務となり、今年６月に行われる欧州議会の選挙から行使されるみたい。
もちろん選挙に行かなきゃいけないけど「白紙」投票はＯＫ。

何で選挙するのか？等々の情報はEUのウェブでを見てみて。



ではベルギー国内の選挙というと。。。。
満１８歳以上のベルギー国民に選挙権がある。
こちらも欧州議会選挙と同じように１８歳以上は選挙が義務で、「白紙」投票もＯＫ。

そ～してそしてそして！ここからがビックリするところなんだけど、選挙権があるだけではなく「お手伝い」の権利も付いてくる。
お手伝いだからと侮るなかれ！！！このお手伝いも、正当な個人的な理由で行けない場合は早く事務所に連絡しなくてはいけないとなっている。でないと、多額の罰金が科せられる可能性もある。
おおぉぉ～怖い怖い！正当な理由って「大事なデート」は無理なんだろうなぁ。。。。

ベルギー選挙も欧州議会選挙同様、６月９日にありまーす！


何が日本と断然違うって選挙に「行かなくてもいい権利」があるか「ぜーーーったいに行かなきゃいけないか」が大きいかなぁと思った。


さぁ！今週日曜日が欧州議会とベルギー選挙です～。
ベルギー国民で１７歳になった人は忘れずに行ってね💛

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