
ベルギーで高校1年生にあたる年は、お酒に出会うとき、です。
Piroちゃんの『FUIFって何?~ないのなら作ってしまおう。パーティー企画!村のエンタメ…的な?~』にもある通り、学生主催パーティーによばれはじめます。
そうして、パーティーライフ・お酒とダンスの味を覚えてくるわけですが、同じ学年でもまだ15歳の子たちは正式にはお酒は×。16歳になって、正式にお酒が飲めるようになる、というのは親にとっても子供にとってもそれなりに一大事なのです。
そう、正式にお酒が飲めるようになる日=16歳のお誕生日=スウィート・シックスティーン、をここベルギーでは盛大にお祝いするのですが、見聞きしている感じだと、”親公認で”みんなで”安全に”お酒を親しむ会、といった様相。(本来はおそらく純粋に大人になった門出祝いです。)そもそも、Sweet sixteenはアメリカ由来のハロウィーンのようなもので、ベルギーでは一世代前の人たちは知らないという人も。
が、呼ばれた側はまだ15歳だったりするわけですが、
「xxさん(子供の友達やクラスメート)のお家なら大丈夫よね」
「ご両親もいるわけだし、むちゃして飲んだりはしないよね」
と、不思議な安心感ある、でも絶対お酒飲むでしょ、という会になっています。ただ、初・飲酒パーティーだと歯止めがきかない子が出ることもあるらしく、自分の子供のときには知り合いのパパを多めに集めて万が一に備えた、という人もおりました。学生時代が思い出されますね。質より量、とにかく限界まで飲む!こうやって我が子も、お酒の味を覚えていくんですね。
今週は2日連続でスウィート・シックスティーンに出かけたAnkoくん。お酒をプレゼントにすることもよくあります。ちょっと前までグミだったのになー。
それにしても時代が変わっても変わらないなと思うのは、こんな時の親子の会話。

ANKO
クラスのほとんどが行くから。
みんな、お迎えきてくれてるよ。
みんな、2時までいていいって。
みんな、お酒飲んでるよ。

An
みんな、って。それあなたの周りの2-3人だけでしょっっ!
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