
政府の最新水際対策の経験談、前編と称しまして、空港編をご紹介いたしました。引き続き本日はホテル編です。
こんな経験めったにない(今後もめったにないことを願う!!!)ので自分の思い出メモ代わりに・・・
最初に言っておきたい!3日間軟禁生活!持ってくと役立つもの
私もとっても気になってたとこなんで最初に言っておきま~す!
~~持ってくと便利なもの~~
おやつ、ティーバック、インスタントコーヒー、読み物、PC等暇つぶし道具!!
携帯することおすすめします。だってホテルなんもない!それからホテル滞在費用はあちら持ち(もちろん!)
もう一息!!ホテルまで~ゴールはすぐそこ!!ホテル到着から
今回私が案内(連行)されたのは、東横INN成田空港新館。グーグルによるとホテルからわずか1.4キロ。(着陸から1.4キロ先の目的地まで所要時間7.5時間だったけどね~WW) いくつか近隣のホテルに振り分けられるみたい。
サイトにもこうあります・・・
https://www.toyoko-inn.com/index.php/search/detail/00288.html
※成田空港新館は、厚生労働省の要請により帰国者の待機・滞在する施設として、ホテルの一棟貸し出しを行っております。再開まで暫くご不便をお掛け致しますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。
そしてホテルの一階につくとそこには、4ブース位イスとテーブルが用意してあり、計20人近くの黒いジャケットを着たスタッフの皆様が、うようよいらっしゃる。時間はもう夜11時過ぎなのに。
順番に名前を呼ばれ、とにかくいっぱいの書類を渡されます。とにかくもうくったくたふらっふらなので、ほぼ頭にはいってきません。

アプリdownloadだわ、毎朝健康報告だ、現在地報告だいろいろ説明されます。

それが終わると、でっかいスーツケースをカートにのせ、白いプラスチック袋に入ったお弁当を渡され部屋まで案内されます。
ホテル一階にあるローソンに行くことも許されず。監視か!言うくらい大勢のスタッフにガイドされ入室。
16時に着陸して、ホテルの部屋に着いたのはなんと!23:30。

部屋にあったのものは、これだけ~~
心の声:ふーやっと着いた。もう疲労困憊。アプリはとりあえず明日でいっか?
お弁当の袋に入ったお茶を一気に飲んで、部屋にあったお茶パック飲んでやっと一息!!
心の声:でもお水がなーーい(泣)ボトルのお水くらい置いといてほしい~。
心の声:でも、も、遅いしええわ。
お弁といただいて、お風呂入って寝付いたのは午前2時半ころね。あー疲れた!初日終了~。
ホテル1日目 そして2日目
寝付いたのもつかの間。朝7:30 耳をつんざく大音響の、ピンポンパンポーン♫!!!
そして館内放送。
「これから配膳します。(私達に接すると感染の恐れあるかもやし)次の放送あるまでドア開けないでね」って。
その後暫くして
「ご飯とっていいよー」放送。
ドアノブにつるされてあります。冷たーい弁当と飲み物とインスタントお味噌汁。
これが朝昼晩。日に6回室内に鳴り響く放送で流れるんです・・・もう音が大きくて大きくて。
私そっこーフロント電話して、
「ほんと耳取れそうなんでボリュームさげてもらっていいですか?」
ってお願いした次第です。少しだけ改善しました。皆さんもお気をつけて。
しかも決まった時間にガッツリご飯がどんどんどんどん運ばれてくる。
お待ちかね!かね??

ご飯特集!!







あと、そうそう、
「夜うるさいと迷惑だから遅い時間にシャワーお風呂ダメ」放送もいただきました。
心の声:なんかね、決まった時間に餌付け。お風呂の時間も、制約アリで、刑務所かいな。。なんだかなぁぁ。
アプリで、毎日朝の健康報告もお忘れなく。忘れると電話かかってきますw(あっ!忘れたのばれるやんw)
そして、水さえなかったので、フロントに電話したら水のボトル持ってきてくれました。が、しかし2日目も水頼んだらホテルの水のボトルもうないんで、お金預かってコンビニ行きます。言うからじゃーついでにコーヒーと歯磨き粉も買ってきてくれません?言うたら却下でした(笑)本当はピザまんとプリンもほしかったけどねっ!
最終日3日目、もうすぐ出所、シャバの空気が吸いたいぜ~
3日目は朝7時にピンポンパンポーン♫
唾液検査の指示。検査の30分前は飲み食い禁止なので、これは朝食ピンポンパンポーン♫の前です。
外に検体を置いて、相変わらず大音響の放送後、朝ご飯。そして昼ごはん。とまたまた待ちます。
初日に渡された紙に、空港へのバスは16時か18時がいいか、を選びドアの外に置いておきます。ゴミも連絡の紙も全てドアの外の床に置き、ご飯はドアにかけられ。
3日間の間誰とも接することも一歩も外に出ることもありません。
いよいよ釈放のとき!!
やっと16時過ぎに空港行きバス乗るので下に来るよう電話で指示されます。
下に行くとまたアプリダウンロードしたか、帰りはお迎えアレンジあるか、誓約書携帯してと散々手続きのあと、そこから空港に再びドナドナ輸送バスで。
困ったのが空港にお迎え来てって頼んでおいたけど、何時に来てって言えないの!!だって到着時のこともあって時間が全く読めないでしょう?何時に結局バス出発かもわからないし、なにより部屋出た時点でWIFIもない、電話つかえないのよ・・・数分待ってバスが出発したけどこの時点で連絡取れてない!!取りようがない。
イメージでいうと、水際キワッキワに攻めて高いtall高いexpensive堤防打ち立てたけど鍵つけてないドアあるし通りたい人は通れちゃうんじゃ?対策。チャンチャン♬
そしてそして、最後に最も、はぁぁ????って瞬間到来!
空港に着くとぽこっとバスから空港の外に人と荷物放り出され。
わたし:「??この後どうするの?」
運転手さん:「この後のことは聞いてません」
さっさと走り去る運転手さん、、、、
何度も言うように、迎えの人に電話しようにも、即連行だったのでWIFIレンタルもしてないから電話通じず。急いで空港のWIFI設定して、ラインで空港にいる旨を家族に連絡。
これなんか、おかしくない?
散々拘束監視されたあげく、最後放置プレイですってww!
このまま公共交通手段で帰っちゃう人いてもわからんやん!到着時許されなかった空港内コンビニも行く人いるかもよぉぉ。
ここまでたっくさんのスタッフに人件費やらホテルやら食事やら費用使って最後あと10分やそこら、お迎え車まで見届ける方がより効果的ではないでしょうか・・・そうでないなら到着から一貫しての囚人扱いとバランスがとれな~~い!と個人的に?マークが浮かぶ。。。いかがなもんでしょう?!
聞くところによると、成田空港発の電車には
どう考えても国内旅客じゃないごっついスーツケースのお客さん方が電車で帰ってるの見かけるそうです。そういう対応じゃコロナタクシーに3万も4万も払うより電車乗って帰ってしまう人がいても不思議ではないような気がします。あくまで個人的見解。
ってツッコミどころ満載の3日間軟禁生活でした。その後自粛11日間中は現在位置報告アプリで毎日報告です。

余談ですが、piroはその後家族のお迎えを待ちやっとこ本当の日本到着感。シャバでの一発目のご飯♡至福のトキ♡


日本帰国体験談、副音声:心の声・・・ご参考までに。
ご好評につき7月の入国の様子を記した第3話、第4話も公開中〜

PIRO
他の空港ではまた状況が違うかもしれません。えーどうなるの?費用は自費?お迎え予定の家族になんて言っとけば?と不安満載だった出発前。同じ不安の方のお役に立てれば幸いです♬
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